2015年8月30日日曜日

パッキング実験~シュラフをスタッフバッグに入れない

伝え聞くところによると、シュラフをスタッフバッグに入れず、シュラフカバーにくるんでザックの底に押し込める、という荒業パッキング術があるらしい。
スタッフバッグに入れると丸みの分だけ余計なスペースが出来るが、解いて押し込めれば勝手に変形してつぶれ、余計なスペースが出来ない、ということらしい。
実験してみた。

ストリージバッグに入っている大きさだと、とても入る気はしないが(笑)


ふつうに出してみると更に入らない感じが。

MontBell U.L.スーパースパイラルダウンハガー #5

460g
快適温度6度、限界温度-2度



やはりダウンはコンパクトで軽く、暖かさも十分。

2015年8月29日土曜日

私がアルコールストーブを好きな理由

アルコールストーブ。アルコールバーナーとも呼ばれる。
空き缶を半分に切ってアルコールを入れ、火を付ける、というに等しいほど、原始的な火器。



マニアな方からは、やはり趣や雰囲気がいい、ガスやガソリンに比べて静か、あるいは故障とは無縁、といった、様々な好評価をいただく一品。

2015年8月8日土曜日

動画『52Lリュックで行く MTBソロキャンプ&林道走行』解説

今回も、装備の一覧と、良かった点、いまいちだった点をまとめてみました。

前回と一番違ったのは、とにかく暑かった。
特に地面の熱気は対策が必要だと感じました。
イスとハンモックがあれば完璧だったかもしれません・・・

今回は装備から外したもの。
今回装備に加えたもの、または変更した数量。

項目詳細数量重量今回のメモ
ザック52LGRANITEGEAR VIRGA1538g 大きなリュックで重量負荷を分散させる事には成功。ただ、大きい分だけ贅沢してしまい、結果的にかなりの重量増。MTBにはやや大き過ぎ。
ザック28LGRANITEGEAR HABANERO 2811,120g 28L。ちょっと容積が足りない感じ。

ウィンドブレーカー980円1240g サイクルパンツは撥水なので、上だけ。
タオルMontBellマイクロタオル フェイス130g 顔を拭いた感触はまるで紙だけど、速乾性はさすが。

アルコールバーナートランギアB251110g 
アルコールバーナー用五徳EVERNEW EBY253 チタンアルコールストーブ用ゴトク116g 単純な十字五徳で火力調整はできないけど、これが一番安定して使いやすい。
風防EPI ウィンドシールドS1113g 100gオーバーかあ。こうして小石を積み重ねるように重量は増えていく。
防火シートUNIFLAME バーナーシート大170g 焚火をするなら必須、と、自分は思い込んでいる。
焚き火台笑's B-6君ti1263g 軽い。が、それでもグリルと合わせて379gであり、ULとしては贅沢品。
焼き網B-6君用ステンレスメッシュグリル1116g 

シェラカップSierra Club オリジナル シェラカップ185g やっぱりコレがあると最高にテンション上がる!
シェラカップ蓋Belmont チタンシェラカップリッド135g シェラカップの蓋。炊飯に便利。
マグカップSnowpeakチタンシングルマグフォールディングハンドル167g カップヌードル・リフィルがぎりぎり入る。ただし、規定のお湯330mlだと溢れるので、300mlで。
ミニカップSnowpeak ソロセット焚のミニカップカップ兼アルコールバーナーの風防。でも、コレ風防に使っちゃうとカップが入用の時に風防が無い・・・
Snowpeak ソロセット焚のアルミ蓋
Snowpeak 和武器 L122g 
スプーン&フォークユニフレーム トレイルスプーン&フォーク135g 
折り畳み水筒プラティパス2L136g 
折り畳み水筒プラティパス1L124g 凍らせて持っていった。
折り畳み水筒プラティパス0.5L122g これも凍らせて、保冷バッグの中。
水筒サーモスチタン0.5L1254g 氷入りで上手に使えば1日は冷たい水が飲める。頻繁に飲んで継ぎ足すと、すぐ氷が無くなる・・・(´・ω・`)
保冷バッグGRANITEGEAR AIR CELL BLOCK1185g 保冷力抜群。いい枕にもなる。
スキットルLAKEN Kukuxumusu Hip Flask Lobo 2301150g スキットル最高。フタの小さい留めピンが外れやすいのが玉に瑕。
テーブルSnowpeak OZEN1 330g  お膳は偉大だ!すごく便利!

ツェルトMontBellライトツェルト1440g 今回は入り口を閉めて寝てもぎりぎり暑くなかった。が、外気温によって耐えられないと開けて寝ざるを得ず、虫の餌食に・・・
ツェルトポールアライ ツェルトポール22 200g このポールは軽くていいのだ。
ペグアライアルミペグ12 120g 丈夫で使いやすいが、曲がらないわけではない・・・

シュラフMont Bell U.L.スパイラルダウンハガー #71400g 明け方に少し潜り込んだだけだった。
シュラフカバーISUKA ミクロテックスシュラフカバー1400g 前回、シュラフはほぼ使わず。今回は念のためと重いシュラフカバーだけ持っていったが、全く使わず。ただし、これは最後の砦で外せない。
マットMontBellU.L.コンフォートシステムエアパッド901270g 使うコツを覚えたら、リッジレストより寝心地が良くなったのは不思議。
マットThermarest Ridgerest SOLite S1260g このサイズ(120cm)だと安心できるが、夏季はちょっと暑いかも。
 
照明Princeton Tec BYTE164g 小さなヘッドランプ。
照明PETZL PIXA31160g 炭鉱作業用の超頑丈なヘッドランプ。前回暗かったからと思い、追加した。・・・が、使わなかった・・・
照明Montbell クラッシャブルランタンシェード15g ヘッドランプに被せて使う。思ったより明るくて使いやすかった。
スタッフバッグMontBellガベージバッグ 4L155g ゴミ用スタッフバッグ。ロックアイスの袋をゴミ袋として使い、これはゴミ専用スタッフバッグ。リュックの外にベルトとバックルで留められる。
マルチツールLEATHERMAN Squirt PS4150g プライヤー付き。アルコールストーブ使用時は必須。
ナイフBUCK LUMINA1102g ナイフ。LEDライト付き。
トイレットペーパーポーチHAGLOFS WATATAIT TOILET PAPER POUCH170g 防水でベルト付き。使いやすい。
救急BAGdeuter ファーストエイドキットバッグ1300g 
ベースウェイト計4,821g 

4,000g 今度は多すぎた。やはり3Lでちょうどいいらしい。
食料食料1200g BBQの肉など、ちょっと贅沢に。
バーボンウィスキー200g 
アルコール燃料用アルコール 250g  パンを焼いたり結構使ったわりには3食でぴったりくらい。100ccほど予備があると安心かも。
BBG用の炭500g 意外に重量あるな。
トイレットペーパートイレットペーパー125g 
消費材計6,275g 

撮影機材三脚、GoPro、バッテリー、etc1,400g 
撮影機材計1,400g 

合計12,496g 

良かった点

・キャンプメインで考えたたため、装備に余裕があった。
・シェラカップはやっぱり便利。特に炊飯で0.8合が完璧に炊ける点が素晴らしい。
・250cc広口ポリビンを3つ。1つにアルコール燃料。1つに米0.8合水入り。
 1つに同じく米の水無し。100ccポリビンに焼肉のたれ。これも超便利だった。
・B-6君での炭火は素晴らしい。ステンレスメッシュグリルは確かに反ってしまうが、まあ焼肉には問題無し。
・氷入りの水筒500mlを大事に使ったら、丸1日、冷たい水が飲めた。
・保冷バッグに使ったGRANITEGEAR AIR CELL BLOCKはすごい保冷力。これに500mlのプラティパスを400mlくらいで凍らせると半日以上は持つ。
 さらに、枕にぴったり。
・冷たい水が欲しい、炭酸が飲みたい、と思ったら、それは喉が刺激を求めているから。熱いコーヒーやココアでも十分喉は癒える。
 が、体は暖まる(笑)

いまいちだった点。

・とにかく暑かった。標高も低いし、木陰を求めて炎天下から逃げ回っていた。
・虫に食われまくり。前回は大したことなかったのになあ。滞在時間が長かったせい?
・Thermarest Ridgerest SOLiteは、グランドシートで使うと、ちょっと暑かった。
 銀面を裏にしても、やや暑い感じ。椅子が欲しかった。
・ツェルトでは暑くて寝つけなかった。入口開けると虫に食われるが、それでも時々開けないと、夜は寝られなかった。
・リュックは大きいが重量は28Lの半分。が、大きい分だけ装備に贅沢をしてしまい、結果的に大幅な重量増だった。自転車には不向きかも。
 ただ、前半がキャンプだったため、食糧や水はほとんど消費したため、後半の林道走行では軽かった。
 容積は確かに減ったが、それでも52Lリュックは大き過ぎた感じ。