2017年2月18日土曜日

完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」8ヶ月使用レビュー

EARINを使い始めて8ヶ月が経過した。
ちょっとこの辺でレビューをしてみよう。


使用状況

毎日の通勤往復 +α
往路:6時24分~8時20分(1時間54分)
復路:17時45分~19時20分(1時間35分)
充電:朝出勤後、両イヤホンは付属ケースに入れて赤LEDが切れるまで充電、その後そのままUSBにて付属ケースをフル充電。

往きは音楽を聴いている。帰りは東京駅から中央線で映画を観ている。


稼動時間

往きはぎりぎり。夏でもこの冬でも稼働時間にほとんど変化は無い。耳に直接入れているため、体温である程度低温化が防がれているのかもしれない。
往路では電車が遅れたりした場合にあえなく電池切れ、ということも何度かあった。
よくもって2時間ちょうどくらい、というところか。
製品の説明では最長2時間50分、となっていただので、まあ良心的な表示だろうと思う。

電車の乗り換えなどの間にちょっとだけケースに戻して数分充電、という方法で若干稼働時間を稼げたりはしている。

正直言って、この稼働時間には不満だが、音質や装着感など、同等製品と比べても、まあ良いほうではないか、と思う。
イヤホン本体は片耳60mAhのバッテリー容量。同等他社製品では50mAhだったりしているので、EARINはむしろ良いほうだと思われる。

音質

私ははっきりいって不満だが、WEBのレビュー記事ではかなり高評価。
私が比較するのは、それまで使っていたJaybird Bluebuds Xで、実はこれは驚愕したくらいに高音質だった。
まあそれと比較してはかわいそうなのだろうが、Bluebuds Xでは音楽アプリPowerAMPのイコライザーはフルフラットだったのに対し、EARINは特に高域をしつこく修正してようやくなんとかなった、というところだ。
好みもあると思うので、EARINがいまいち、とは言えないのかもしれない。

音量

スマホの実装や音楽アプリなどにもよるのだろうが、かなり小さい、と感じた。
これはAndroidの専用アプリで補正可能だったので、今は不満は無くなった。


音切れ

「人の多い場所で結構音切れする」というレビューが多い。その通りで、人なのか他のBluetoothの干渉なのかWiFiの2.4GHzの干渉なのかは分からないが、切れる場合は頻繁に起こる。
ただし、干渉源の人?か端末かの移動により、切れなくなると全く問題無くなり、その状態であることがほとんどなので、問題にしていない。
切れる、というのは、ペアリングが外れてしまうような完全断の状態ではなく、一時的に音が切れてすぐに復旧する事が99%。
一度だけ、完全に断状態になり、接続し直さなければ復旧しなかったことがあった。
やはり、右が切れやすい。左がスマホとの接続マスターになっているので、右が切れやすくなっている。
私は左の胸ポケットにスマホを入れているせいで、比較的接続は維持されやすい状態だと思う。そのせいか、完全に音が途切れるまでいかず、右の音量が弱くなりセンターが左に寄るような症状もある。
電波状態だけでなく、ソフトフォームの耳内の変形で片方がつぶれ気味だと同じ症状になることがある。
左ポケットにスマホ、そして左ユニットがマスターで、左は接続維持の状態が強いせいか、人?や電波のせいで切れやすい現場の場合、首を右に回す、つまり右を向いた状態だと右ユニットが音切れすることがある。帰路の東京駅(通勤の帰宅ラッシュ)でよく起きている。

映画での音ずれ

私はBluetoothで映画やゲームなどのリアルタイム性を要する使用の場合、音ずれは必ず起こると思っているので、映画を観るのに音ずれを修正出来るアプリを使用している。
画面に対してマイナス250ms(50ms単位でしか修正出来ないアプリ)ほどにすると、ほぼリップシンク(唇の動きに音が同期している状態)で見れている。かなりズレ幅は大きい。
もちろん正確なズレ秒数(ミリセカンド)は分からないが、気にならないぐらい修正出来ればそれで良しとしている。

操作性

まず、EARIN本体にはいかなるボタンもLEDランプも無い。ハンズフリーにもならない、再生専用イヤホンだ。ということで、全ての操作はスマホで行うことになるので、操作性うんぬんは問題にしていない。


ケースへのユニット収納

ケースに収める際には、若干硬い感じで、ちょっとコツがいる。イヤーピースはユニット本体に対して少し傾斜がついていて、この傾斜を下向きにして収める。
EARINのペアリングはステレオで聴く場合、まず左をスマホ本体に接続させ、その後右を接続させる。信号は左に入ってから右に入る。
スマホ本体と右ユニットを先に接続した場合、後からでは左ユニットが接続されず、ステレオにならない(片耳で使用する場合)
このため、取り出す時は手前のものから取り出すことになるので必ず手前に左ユニットを収めなければならない。
しまう時は逆にまず右ユニットを外してケースの奥側に収納し、その後左ユニットを手前に収納する。

ちょっと面倒な手順だが、もうすっかり慣れてしまったので、別に煩雑だとは感じない。

ペアリングの失敗

これはたまにある。まさに玉に瑕だ。ユニット本体でいかなる操作も出来ないので、スマホ本体のBluetoothをOFF→ONして復旧すれば恩の字だが、大抵は収納ケースに一度入れて再び取り出す、つまりユニット本体の電源を一度切った状態にして再び電源オンしないと再接続しないので、かなり面倒臭い。

フィット感

付属のイヤーピースはコンプライ製のもので、これが一番フィット感も音も良いのだが、いかんせん3セットで3千円オーバーもする製品なので、ソフトフォームのイヤーピースでなんとかならないかとあれこれ検索していたら、耳栓から自作する方法が紹介されていたので、今はそれで使っている。
色がハデハデなのがちょっとアレだが、1セット50円で出来るので、重宝している。
音もコンプライと遜色無い。
ただ、手作りのため毎回々々少々形がいびつで、音が通る穴が塞がりがちになったりするが、なにせ安上がりなので多少は我慢している。
フィット感もコンプライと全く変わり無い。


紛失の心配

一度だけ、大崎駅のホームで右ユニットを落とした。
階段を下りている時に取り出しで装着しようとして、思わず手からこぼれた。
線路に落ちなくて幸いだったが、心臓が止まりそうになった。
やはり、どうしても、このような危機的状況は起こり得る。完全ワイヤレスの宿命だろう。運良くそのような目に合わないユーザも多いと思うが、危険性は常に存在している。

装着している状態では外れやすい感じは全く無い。耳の形状にフィットさせるスタビライザーが付属していいたが、私は使っていない。多少走ったりしても全然問題無い。

総評

たまに「ハンズフリー通話が出来ればなあ」と思うことがあるが、そもそも音声通話の出番がほとんど無いので、イヤホンとしては私には無用な機能だろうと思う。

音質についてはレビューでそれなりの高評価を得ているので、これ以上望むものではない、ということだろうと思う。音楽ではアプリのイコライザー機能で満足出来るレベルに修正出来ているので、良いと思う。
映画の場合は音質の修正は無しで観ているが、こちらは気になったことは無い。

稼働時間は不満だが、音質と対応コーデックとユニットの大きさとユニット本体バッテリー容量でEARIN以上の製品は今のところ目に付いていない。

ERATO Apollo7という製品がちょっと気になった。
IPX7防水でハンズフリーにも対応。
ただし、肝心のバッテリー容量は、EARINが60mAhに対してApollo7は50mAh。
EARINでも不満なのに、これでは選択する意味が無い。
ユニットが大きなモデルであればバッテリー容量の大きなモデルはあるが、高音質コーデックに非対応だったり、レビューが低評価だったり、そもそもフィット感のレビューが思わしくなく「耳内から押し出されるような感じがする」などと書かれていると、恐ろしくて選択出来ない。

EARINは完全ワイヤレスの草分け的存在だが、こうして色々な製品が出てきた後も、非常に使いやすい高品質な製品だということを改めて感じた。

紛失などしないように大事に使っていきたいと思う。

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